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Hello!! from Tokyo.

コロナを機に新しい業界に飛び込んだ元旅のプロ。東京一人暮らしのミドサー女子が今日も日常を綴ります。

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インド、それは凄い国だった④

目が覚めた。

今日もまた1日が始まる。

今日は仕事。さてどんな1日にしよう。

 

今日は朝の少しの時間だけ仕事があったので出向き、早々に帰宅。

帰宅したのは朝の10時過ぎ。この時間でもうひと働きしたって何とも言えぬ爽快感と得した感がある。さて、今日は外出自粛の日曜日。何しようかなと考えることなく、まずは寝る。

お昼過ぎに起きて、遅めのお昼ご飯を食べ、何となくでテレビを見て。

そうだ!絵を描こう!と思い立った。外出自粛になってから何しようかリストの中に「絵を描く」というのが密かにあったのである。もともと絵を描くのは好き。そういえばもうすぐ母の誕生日。今年はプレゼントはネットで購入し、そのまま実家宛に送る手配をしたので、ラッピングどころかメッセージカードすら描いてないやと思い、では母宛にバースデーカードを描くか・・・とまずはハガキを探す。

あったあった。前に買っていた真っ白の画用紙のハガキ。さて何描こうと考えた結果、昨日生けたお花が視界に入ったので母の誕生日花を描く事に。調べたらなぜか母の誕生日花は3つあった。(2つ花で1つはグリーン)じゃあ全部描くか!と描いてみた。

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うまくはないけど、た、楽しいぞ。便利なのでいつも色鉛筆とサインペン、筆ペンで絵を描くんだけどお花を描くなら絵の具で描きたいなと描きながら思ったので今度絵の具買いに行こう。それにしても絵を描くのは集中出来ていいな。黙々と出来る。これは家で過ごす時間が長い今、とてもいい。

塗り絵もいいよね。今大人の塗り絵っていうのが結構出ててとっっっっても細かいのでついつい夢中になってしまう。↓こういうやつ。気が遠くなるけど案外さくっと出来るのでオススメ。

 

flower mandalas 心を整える、花々のマンダラぬりえ

flower mandalas 心を整える、花々のマンダラぬりえ

 

 

あと手紙。このたくさんある時間に手紙を書くのもいいな。今度は友人に描いてみようかなと思った日曜の昼下がりであった。

 

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インド3日目は朝早かった。

ガンジス川からの朝日を見るため、早朝に動きだしてボートに乗ったのだ。

といっても宿の正面がもうガンジス川。ラッキーなことにすぐそこにボートどう?っていうお兄さんがいたので即決。皆で200ルピー。破格。

もちろん我々4人のみ。

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ちょっと曇っていて(そして寒い!)朝日は見れないかなと思ったが、見れた。夕日みたいだけど朝日。

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静かにボートを走らせ1時間かけてガンジス川からのバラナシの街を見せてくれた。

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写真真ん中より少し左側の上の部分が赤茶色の建物が昨日行った火葬場。

朝早くでも稼働している様子だった。

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沐浴する人たち。

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エサをあげているボートがいるのでカモメがたくさん。

 

また宿の前まで戻ってきて終わり。お兄さんありがとう。

そのまま近くのガートまでお散歩。

チャイも飲んでみた。20ルピー。ピント全然合ってない。

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ショウガがとっても効いてて、美味しい〜あったまる〜!最高。絶対飲むべし。

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そうこうしているうちにお店もたくさん出てにぎわってきた。これは野菜を売ってたんだけどどれもみずみずしくてとっても美味しそう!

 

お腹すいたねということでまたもやスパイシーバイツまで歩いて行って朝ご飯。私は何故かイスラエル朝食をチョイス。

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パンとオムレツとサラダ。普通に美味しい。そして普通に生野菜のサラダ食べてて、友達から「ちょ!!サラダ食べてるけど大丈夫!!?」って言われて始めて気づいた。言われるまで気づかず普通に食べてた。そうだここインドだった。しかし何ともなかったのでここから私は特に気にしなくなった。

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これは「バラナシ朝ご飯」というメニュー。このエビセンみたいなものが、バラナシといえば、なものらしい。

私以外はみんなカレーをチョイスしてたよ。

 

さて、インド、特に今回訪れる中でもバラナシが一番治安が悪いという認識だった私たちだが、昨日1日過ごしてみて、治安の悪さを全く感じられなかったので(多分職業柄)じゃぁ・・・フリータイムね!ってことになり、まさかのここから夕方まで4人バラバラで過ごすことに。

私はせっかくだからと昨日行ったけど入らなかったゴールデンテンプルへ。

ここは持ち物を全てロッカーに預けて専用のガイド(英語)と一緒に行動を共にしなければいけなので写真が一切ないのが残念。カナダ人観光客の女性と一緒に回った。思ったよりかなり小さい寺院で、それでも巡礼者がずっと列をなしていたので寺院内は中々の混雑っぷり。また、水浸しの中、裸足で回るのもなんだか新鮮だった。

 

と、ゆっくり観光してもあっと言う間に終わってしまい、街をブラブラするもすることなく、カフェでも行くかとガンジス川が奇麗に見えるカフェへ行ってみた。お客さん誰もいない・・・

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小腹が空いていたのでこれ(名前忘れた。味はまぁまぁ)とバナナラッシーをオーダー。ウェイターの女の子が、観光?などと話しかけて来たのでそうだよ〜と会話して時間を過ごす。

とそこに1人の男性が現れた。お土産屋さんだった。どうやら日本人女子がカフェにいるぞとの連絡が回っていたみたいで、お土産屋さんが商売しにやってきたのだ。すごい仕組みだなと感心してしまった。

 

その後ものんびり川沿いを散歩したり座っていると、小さな赤ちゃんをつれた若い女の子が物乞いにくる。あまりにしつこいので小さい額をあげたら「チッ」と舌打ちして去ったのには笑ってしまった。

 

ガンジス川に視線を戻し、ぼーっと眺めていると、先ほどの物乞いの女の子が執拗に誰かを追いかけている。ふと目をやると、日本人男子だった。

気の良さそうな男子は今にもお金を渡しそうだったので、「その人自分の気に食わない額だと舌打ちしますよ。」と声を掛けたら「そうなんですか!?」と目が覚めたようで、見事逃げ切っていた。

「ありがとうございました」と声をかけられたので少し話していたら、「こちらに住んでるんですか?」と。

いやいや旅行中です。友達4人と来ていて、今フリータイム中ですと答えるとかなり驚いていた。そうだよね、普通あんまりフリータイムって取らないよね。笑。でもこれくらいの方が気楽である。

他愛もない会話をして男子と別れ、なんとなく宿の方に歩いている途中に友人に会ったので、合流して一緒にお土産を見に行く事に。

 

ここで私は紅茶やガンジーTシャツをゲットした。

写真だと黒く見えるけど本当はネイビー。なかなか気に入っているし、友達へのお土産用にも購入。オススメ。

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まだこれから違う都市に行くし、ここで色々買い込まなくてもいいよねってことで少しだけ購入して宿に戻り、荷物を引き取り、久美子さんにお別れを告げた。

ちなみに泊まっていた部屋はこんな感じ。

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思っていた数倍奇麗だったけど、布団をかけて寝る勇気はなくベッドの上に寝転がって自分のアウターをかけて寝た。

 

さて恒例のスパイシーバイツで最後の夕食を取り、マスターに本当にこれでもう来ないよー!とお別れを告げ、私たちは次の都市、アグラに向かうべく歩き出した。

移動には列車を予定していたのだが、満席で取れなかったので日本にいる内に寝台バスを予約していた。

その乗り場までトゥクトゥクみたいなもので向かう。しかしここは交渉の国。スパイシーバイツのマスターに相場を聞いたら「200バーツ。全員乗って200バーツがマックス。それ以上は絶対に払うな、それ以上の値段を言うやつはぼったくりだからそのバイクは避けろ」とのアドバイスを貰っていたので300!300!と言ってくるドライバーは全て断り、200でOKと言ったドライバーのバイクに4人乗り込む。

 

大渋滞していた。バックパックなど持っていたのでぎゅうぎゅうに無理矢理4人乗っていた。前の車にはぶつかるし、後ろのバイクや車はぶつかってくるし、これ日本なら余裕で交通事故じゃない?って半分笑いながら耐えて乗っていた。しかし、渋滞で思うように進まず焦る私たち。

 

やっとのことで渋滞を抜け、スムーズに走り出した。

 

バス乗り場はバラナシの街の郊外にある。人気も少なくなり、暗くなってきたところで、バイクが急に止まって、ドライバーが降りた。

ここでまさかの「300バーツじゃなきゃ行かない!!」と言い出すドライバー。

 

これで行けると思ったのだろう、ドライバー。しかし相手が悪かった。

 

我々4人に食い気味に「

知るか!!絶対200だよ!!さっさと走れ!!!」

と凄い剣幕で怒鳴られ、またバイクを走らせることになったドライバー 笑

 

ここかしら?ってとこに着いた。まぁよくやってくれたしということでドライバーにはチップってことで300ルピー渡した。

 

たくさんのバスが止まっていて探すも該当のバスがいない。近くにいたインド人に聞くとここじゃないよと・・・!!えぇ!

出発時間まで10分を切っていた。本当の集合場所は10km東だと言われ慌てる。バスの緊急連絡先にその場にいたインド人の人たちが電話してくれて、待っててくれるって言ってるから行きなさい!と。電話変わってもらったけど確かにそう言ってるからまたトゥクトゥク捕まえて正しい待ち合わせ場所に向かう。

 

着いた。

 

バスはいない。

 

え・・・と探すもいない。電話すると

「いや、あと1時間半かかるからそこで待ってて〜」と・・・え?笑

どうやらここが始点ではなくどこかから走ってきているけど遅れている様子。さっきとちょっと話が違う・・・けど、近くに韓国人グループがいたので聞いてみると、そうそう1時間半遅れるみたいだよ〜って。

凄いなインド。でも助かった。ということで深い河しりとりをして時間を過ごす。

 

そろそろ1時間半経つのに来ないな・・と思い電話するとあと5分で着く!とのことだったので安心して待つも、来ない・・

そしたら1人のおじさんが「バスいるよ」と話しかけて来たのでそこに行くとバスが来ていた!!スタッフに「おい!30分待ってたぞ!」と言われた。面白いね〜インド。笑

安心してバスに乗り込む。車内は2段ベッドになっておりカーテンで区切られている。なかなか広めでこれは快適!充電出来るコンセントと、毛布が1人1枚ある。私たちはシングル4つ取ったけどダブルっていうのもある。値段はバラナシからアグラまでシングルは1人900ルピー。

ダブルを1人で予約すると隣、つまり同じ空間に見ず知らずの人が来るので友達同士で取るか、1人なら必ずシングルを取った方が良い。

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バス車内では性犯罪が多いと聞いていたので警戒していたけど全くそんなことはなく、ドライバーも4人くらいいたけど皆気さくだった。(けど女子1人はやめた方が良い)

 

バスはアグラに向けて走り出した。

さようなら、バラナシ。私たちはそれぞれバラナシに別れを告げ、深い夜と共に眠りにつくのだった。

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長く、濃い1日だった。今日はここまで。これでインド旅も折り返し。

もう少しお付き合いください!

 

さてご飯食べて読書してゆっくり過ごそうかな。と今日はなんだか穏やかな1日だった。