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Hello!! from Tokyo.

コロナを機に新しい業界に飛び込んだ元旅のプロ。東京一人暮らしのミドサー女子が今日も日常を綴ります。

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インド、それは凄い国だった⑤

目が覚めた。

今日もまた1日が始まる。

今日は朝だけ仕事。さてどんな1日にしよう。

 

今日は朝だけの仕事だったのでもう終えて、帰宅。爽快である。

コーヒーを淹れて、洗濯機を回しながらブログを書く。いい1日のスタートをきれている。

今日の東京はとってもいい天気。まさに春。

洗濯物もよく乾きそうである。掃除は先週の土日にしっかりしたし、今日は先日から沸々と意欲が湧いて来たので、絵を描こうかな。

 

じゃーん。

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昨日、仕事帰りに世界堂へ行って早速購入して来たのだ!絵の具。

本当は、ペーパータイプのものが欲しかったんだけど売ってなかったのでこちらで。たくさん種類があったけど、イタリアのものを。

コロナで大打撃を受けているイタリア。ピークを少し超えてきたんじゃないかと報道されているけど、まだまだ大変な状況なことに変わりはない。

こんな小さなもの1つの買い物だけじゃなんの応援にもならないかもだけど、チリも積もれば山になると信じて・・・

ブログ書いた後、絵はがき書いて友達に送ろう。

何を描こうかな。

 

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インド4日目はバスで迎えた。

バラナシからアグラまで約10時間。

私は乗車して1時間で早くも・・・トイレに行きたくてたまらなくなっていた。しかしバスにトイレはない。

職業柄、トイレを我慢する事には長けているので頑張る。意識を違うところへ持っていく。うとうと寝る。しばらくして起きる。より一層行きたくなるを何度繰り返しただろう。私たちがバラナシから乗車したように、アグラに着くまでに何度か停車していた。

途中乗車してきたおじさん、真夜中に限らずずっと大声で電話してて参った。

短気な友人、キレませんように・・・殴りかかりませんように・・・今喧嘩し始めても私はトイレ行きた過ぎて止めるに止めれないや。。などというどうでもいいことをぼんやり考える・・・

のも、段々限界になってきたので、一度停車して乗降している時に、ドライバー集団にトイレ行きたい!!と言ってみたものの

「ダメだ〜!あと45分で着くから」と言われてしまう。限界からの45分、拷問である。私が男子だったらササッと出来たかもしれないのに・・・と遠くを見る。念のためにと携帯トイレを持ってきてはいたけど、このバス車内でする勇気はなかった。

耐えた。45分どころか55分くらい経ったところでトイレ休憩に立ち寄った。神様ありがとう。私頑張ったよ。

休憩所はこんな感じ。

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寒かったので皆でチャイを飲む。はぁ美味しい。こうやって水分を取るからいけないのだ。でも飲みたいんだもの。

またバスは走り出し、もう1度トイレ休憩を取って、揺られていると、段々明るくなってきた。

遂にアグラへ到着!無事着いたという何とも言えぬ達成感。

そんなものに浸っていたその時、私は走って来た軽自動車にゴンと肘をぶつけられた。

痛っ!!と思わず声が出て、近くにいたインド人のおっちゃんが大丈夫か?と見てくれた。その時は何ともなかったけど、後に結構腫れた。これも日本なら人身事故だよなと思いながら、持参して来た湿布を貼って気にしない事にした。インドにいるともう多少の事は気にならなくなってきた。

 

アグラについたのは朝9時頃だった。

まずはホテルへ。今回1カ所だけ良いホテル泊まろうと考え、アグラをいいホテルで予約していたのだ。楽しみ。

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素晴らしい・・・今回宿泊したのは、ITC Mughal-Luxury Collection Hotel

広大な敷地とうっとりするようなロビーや客室。ウェルカムドリンクのマンゴージュースも美味しい。これでも1人5000円くらい。インド最高。

アーリーチェックインを無料でさせてくれたので私たちはまず・・・シャワーを浴びた。そう、インドに来てからまだ一度もお風呂に入ってなかった。久美子の家のシャワーを浴びる気にはなれず、昨夜はバス移動だし。

 

さっぱりしたところで、腹ごしらえに!

ホテル目の前にある、Pinch of Spiceというレストランへ出向いた。

今まで通り、1人1つ好きなカレーを選び、カレー以外も食べたいねということでお肉もオーダー。

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そして運ばれて来たテーブルに乗りきらない量の料理たち・・・そう、ここは1つのカレーが2〜3人前あったのだ。店員さん、言ってよ・・・美味しい。でも苦しい。でも美味しい。苦しい。カレーパーティーである。

 

さてアグラのお目当てはもちろん、タージマハル。あまりにもお腹いっぱいすぎたので歩いて行くことに。片道約25分。

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たくさんお店があったりと、歩く道もなかなか楽しい。

突然友人の1人が姿を消した。探すとラッシーを購入し、飲んでいた。一口貰う間もなく飲み干していた。どんだけラッシー好きやねんと半ば呆れるあとの3人。

 

タージマハルでは入場料が、現金払いとカード払い2通りある。カードで払う方が安い。そしてどちらにしてもお水1本無料でもらえる。

ここでもガイドするよという人達がひっきりなしに声掛けてくるので注意。

男女別のセキュリティチェックを受けて、さぁ来たぞ、タージマハル!

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外側はこんな感じで茶色い。

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正面へ来た。大きい!奇麗!

ドキドキしながら歩を進める。

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隙間から・・・見えて来たよ!

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真っ白!

それが最初の感想だった。

タージマハルは宮殿だと思われがちだけど、お墓なんだよ。愛する人のために作ったお墓。

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近くに行って見てみると、とてもとても繊細な彫刻と装飾がなされていた。

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足元はこんな感じ。

こんな立派なお墓作ってくれる人に私も出逢いたい・・・いや、自分で作る方が出逢うより早い気がするなんて思った悲しいアラサー。働こう。

 

一人サリーを着ていた友人がいたことも手伝い、外国人が珍しいのか?たくさんの人に写真撮ってと囲まれた。遠足で来ている小学生くらいの団体にも囲まれて、おぉ・・・と驚いていると、先生が来て、僕もお願いしますと言われたことには笑ってしまった。

 

なんて書いたけど、正確には写真を頼まれていたのは主に友人達で私はあまり頼まれなかった。笑 

バラナシの時から薄々気づいていたが、どうやら私はインド人にはあまり振り向かれない顔立ちのようだ。(ちなみに中東系とイタリア人のおじさんにモテる)

 

ぐるっと回って満足した私たちはせっかくだからと行きとは違う道からホテルへ戻った。

その帰り道、「インド」を見た気がした。

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ボロボロ以上の道や家。たくさんのゴミ。そしてたくさんの家族。子供もたくさんいた。でも、子供たちはみんな笑顔で、私たち外国人が珍しいのかついてきたり、キャッキャと楽しそう。大人も少し照れくさそうに「ナマステ」と言ってくれる。ここに限らず、インドでは挨拶すると、笑顔で返してくれる人が多い。手も振ってくれる。

困っている時には助けてくれるし、たとえ間違っていようが(笑)質問したら答えてくれる。道とか建物とか見た感じはボロボロで貧困という文字が浮かんでくるけど、インド人の心はとても豊か。

インドって素敵だなと思う。

 

ホテルに戻った私たちはぐったりして、お腹も空いてないし、スパも満室で受けられないしということで、早々と眠りについたのであった。

 

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さてお昼ご飯食べて、絵を描こう!

今日の夜には緊急事態宣言が出される。街も少し忙しくなるだろう。

こんな時ほど、心にゆとりをもってゆっくり過ごそう、そんなことを思う1日である。