目が覚めた。
今日もまた1日が始まる。
今日は休み。さてどんな1日にしよう。
決めた。今日は1日ぼーっとしていようと。
パン作りに挑戦しようと昨日の仕事終わりに材料を買おうとスーパーに立ち寄ったら、ドライイーストが全くなかった。皆考えることは一緒なのだ。
さて東京・・・というか多くの日本各地では今日大雨だった。
「バケツをひっくり返したような」とはよく言えてる例えだと思う。まさにそんな感じだった。しかし雨の日に家にいて、雨の音を聞くのが結構好きだ。今日は激しかったけど。そんな雨ももうすっかり上がって今は雲ひとつない青空が広がっている。
忙しい日である。
コロナが蔓延している今、換気が大事と言われているけど、実際、家の換気ってこれで大丈夫?と思って少し調べてみた。
まず、「換気」とは特定の空気の空気環境を維持、または改善するために外気を取り入れて内部の空気を排出することである。
家の作りによっても色々変わるけど、とにもかくにも大事なのは空気の通る道を作ること。
窓が2つ以上ある場合は、1つ開けてその窓からなるべく遠い対角線上の窓をあけるとうまく換気出来る。
私の部屋には窓が3つあっていつも近くの窓2つを開けてたんだけど、これじゃぁ部屋全体の換気が全く出来てなかった。
目から鱗である。
窓が1つしかない場合は、扇風機を使うといいそう。
扇風機を窓の外に向けてまわすと、効率よく換気が出来るとのこと。
窓の外に向けることで、窓からは新しい外の空気、そして扇風機は部屋の空気を窓の外に吐き出す役目になる。
扇風機を部屋の中に向けてまわすと、外の空気を入れるだけで、部屋の空気は出て行かず、換気にはならないので注意。
また、換気の時間だけど、1時間に5分が最適。
これはたとえば2時間に10分とか3時間に20分とかするより、1時間に5分行った方が成果が出るとのこと。
家にずっといる生活が続くけど、こまめに換気をして、空気も気分も入れ替えよう。
さて、仕事が休業になったしということで早い段階で地元に戻った友人がいた。まだその時はそこまで深刻な状況じゃなかったと思う。
しかし、緊急事態宣言を発令する少し前になんとその友人は東京へ戻ってきた。
どうして戻ってきたの!?もう東京へ戻って来たら、動けなくなるよ!こちらで仕事がないなら経済的にも実家にいた方がよかったんじゃない?と話すと返ってきた返事が。
「だって実家にそんなに長くいれないよ。体重が2倍になるよ〜笑」
何言ってるんだと思った。
私は正直もう実家に帰りたい。でも帰れない。帰らない。それは私が帰ったことにより誰かに感染させてしまうかもしれないから。
私は感染していないかもしれない。でも菌を持っているかもしれない。
私の父は心臓が弱い。もし感染してしまったらかなりリスクが高い。
それに私の地元はとても田舎で、皆私が東京で働いていることを知っている。今帰省したらすぐ話が回り、両親に嫌な思いをさせるかもしれない。
万が一もしそれで感染者が出てしまったら、もうそこの街には住めないだろう。なにをおおげさなとこれを読んで思う人はある程度大きな街で育ってきたのだと思う。田舎というのはそんなところだ。隣の人が何をしていて何時に帰宅して何時に寝るかなど知っているのが田舎である。
大事な人が感染してしまうリスクが1%でもあるから私は頑張って東京に留まっている。
「出れないなら出れないで大丈夫!向こうにいるよりこっちにいる方がよっぽど健康的な生活が出来るよ〜」と言う。
イタリアで感染が全土に広がったひとつの要因として、今の東京のように感染が多く発祥したミラノから、皆が地元や他の場所へと出て行ったことで爆発的に感染が広まったと報道されている。他の国も同じである。
そんなニュースを見ているはずなのに、どうしてこんな行動に出るのだ?
そして、こちらに戻ってきて数日後に緊急事態宣言が発令されて、友人から連絡が来た。
「こちらにいてもどうしようもないし、戻ろうかな」と。
だから、それがだめなんだよ。
何してんだよ。
そして昨日その友人は本当に地元へ戻っていった。
母親からも「お買い物行ってきたら?」とか「散歩したら?」と連絡が来る。
住んでいる地域によって状況が違うから温度差が違うこともわかる。
でももう本当にそんなこと言っているレベルじゃないんだよ。
「私は大丈夫」
その気持ちがある限り、どうにもならない。
闇雲に不安がっても精神上よくないけど、出来ること、しなくちゃいけないことはしっかりしよう。それが明日に繋がる。
こんな時は甘いもの食べよう。
たまにスーパーで見掛ける御福餅。伊勢の和菓子というと赤福が有名だけど、この御福餅は赤福とそっくり。でも少しこちらの方が甘さ控えめで小豆の味がしっかりしているかな。
食べる量だけが増えていくお休みの1日であった。