目が覚めた。
今日もまた1日が始まる。
今日は仕事。さてどんな1日にしよう。
このブログを見てくれている人っていうのは日本に住んでる人がやっぱり多いのかな?
東京はまた1日のコロナ感染者数が1,000人を超えようとしている。
1月からの緊急事態宣言でいち早く、おさまってきたから除外にと言っていた大阪が今また感染者数が爆発的に増えていて、それを追うようにまた東京の感染者が増えてきている。
インドは1日に40万人の感染者数。2年前に初めてインドを訪れてとっても大好きになった国。
記事はこちら↓
何か出来ることは無いだろうかと思いながら、インドのニュースを見ているだけの日々。こんなニュースを見つけた。
イギリスで、ロンドンからデリーまでの距離をサイクリングチャリティというもの。エアロバイクが置いてあって、1人50分間走行する。そして皆でデリーまでの距離を走行しようというもの。参加者はチャリティとして寄付をして参加する。これはコロナ禍で運動不足を解消するのにも役立つしとってもいいアイデアだと思った。ちなみに1人60分の持ち時間で、そのうちの50分を走行、残りの10分は自分が使用したバイクの除菌をするというもう素晴らしすぎる取り組み。700人もの人が参加したそうな。
日本にはまだまだこういったチャリティが浸透していないから、見習いたいものだなと思った。
ワクチン接種が世界中で進められていて、早いところではもう終息ムードになって日常が取り戻されてきている様子。
日本は、昨日神戸市で誤って960回分のワクチンをダメにしてしまっているし、
まだまだ先の話になりそうだ。
ちなみに高齢者にあたる父はついにワクチンの予約が出来たそうで(うちの地元は電話ではなく郵送での予約だったので全く混乱等はなくかなりスムーズにいった様子)5月の終わりと6月に受けに行ってくると連絡があった。
父は高齢者と定められている65歳以上に当てはまるけど、母は当てはまっていないからまだ打てない。
夫婦や家族間で差が出るのも、わかるようなわからないような。
さてなかなかトロトロと書いているアイスランドもついに今回で最後。アイスランドのコロナ状況は第3波もほぼ終息し、ヨーロッパの他国と比べれば感染は抑えられている様子。
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今までの記事はこちら
※※なぜかギャウの写真が極端にないので、お借りしていますm(_ _)m ※※
さて、ブルーラグーンを楽しんだ私たちが次に目指したのはギャウである。
ギャウとは「大地の裂け目」のことを言う。
この大地の裂け目とは、北米大陸プレートとヨーロッパ大陸プレートの境目なのだ。そしてアイスランドはちょうどその境目の真上に位置しているとても珍しい島国なのである。
そのプレートというのは本来は海の中にあって見えないものなんだけど(海嶺)ここアイスランドはそれが大地に上がってきている世界でもとても珍しい場所なのである。
そしてそのプレートの間から毎年数センチずつ大地が出来上がっているので、毎年ギャウの幅が少しずつ広くなっているのだ。
だから「大地の始まり、アイスランド」
※Guide to Icelanさんより写真をお借りしました。(https://guidetoiceland.is/ja/connect-with-locals/13885/thingvellir-national-park
歩いてみると本当に普通の谷なので、意味を知らなければかなりもったいない地である。
※こちらもGuide to Icelandさんよりお借りしました
ギャウを歩いてみるとこんな感じ。本当に普通の谷の道。
でもここで地球の大地が日々少しずつ生まれているのだ。
そしてね、その大地ってどこで終わるか知ってる?
なんと日本なんだよ!
日本の下くらいにある海嶺で大地はズズズと地球の内側に入っていくのだ。
その時にプレート同士がぶつかり合うから地震が起きる、だから日本は地震が多いんだよね。
そう考えるとアイスランドから始まり、日本で終わる、遠く離れた国なのに何だか縁を感じて親近感が湧いてくるよね。
※こちらもまたGuide to Icelandさんよりお借りしました
この何もない平坦な場所、実はここはアイスランドにとっても重要な場所で「アルシング」と呼ばれ、遡ること1100年ほど前の930年に初めて民主議会が開かれた場所なのである。ここで様々な法の制定や問題の解決が行われた、アイスランドの歴史の中でもとても重要な場所なのである。
写真では見れないけど、実際に行くと、アイスランドの国旗が立っているよ。
ギャウを歩いて見て、アルシングを見て、大地と歴史を感じられるとっても素敵な場所だった。
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ということで4回に分けてアイスランドをお送りしました。
まだまだお伝えしたいことがたくさんあるのに如何せん、写真がない!
なぜこんなに写真を撮ってこなかったんだと悔やむばかり。
アイスランドの魅力って他のどの国でも見ることが出来ない景色を見れたり、環境について考えられるところだと思う。
こんな溶岩が広がった大地なんて滅多に見れないし、それゆえに草木が育たず虫も動物もあんまりいない。
それでも人は暮らしていて、草木はないけど、たくさんある地熱をうまく利用して生活に取り入れている。
ビニールハウスを利用して野菜などを育てる工夫など、人は強いなぁ、順応性があるなぁと驚かされるばかり。
北海道とあまり変わらないくらいの面積で、でも人口は北海道の10分の1にも満たない。それゆえみんなとてもゆったりしている人が多いし、親切な人が多い。
大地が生まれるこの地で、力強さを貰ってパワーチャージが出来る、とっても素敵な国なのでした。
今は日本はハイリスク国になっているので、ワクチン接種済かコロナにかかって完治して抗体を持っているという証明書がないと入国は出来ない。
またいつか、近いうちに訪れられますように。