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Hello!! from Tokyo.

コロナを機に新しい業界に飛び込んだ元旅のプロ。東京一人暮らしのミドサー女子が今日も日常を綴ります。

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私の読書ノート。

目が覚めた。

今日もまた1日が始まる。

今日は仕事。さてどんな1日にしよう。

 

さて、土曜から始まった右肩の痛み。日曜一日働いて(忙しかった…)全身筋肉痛に。帰宅してお風呂入ってそのまま寝落ち、朝起きたら肩から上がとても重く頭が痛い…そしてそんな日に限って頭痛薬を忘れた私。もう午後からは耐えられないくらいの痛みと気持ち悪さで隣の人に頭痛薬をもらってやり過ごしていた昨日。

 

ぎっくり腰になってから(以下記事参照↓)

 

omr2227.hatenablog.com

 毎週月曜日の仕事帰りに整骨院に通っている。

昨日は月曜日、もはや腰の痛さより、肩から上の痛みと体調の悪さが上回っていた。そのことを話すとすぐに治療にあたってくれ…

どうやらそれも腰をかばってそうなっていたらしく…たった30分の治療で、ピタッと痛みも気持ち悪さも頭痛まで無くなった…!

とりあえず、腰をかばっているため起こったこと、疲れがたまりまくっていること、そして運動をしなさいとの結果。

そもそも最近、寝ても全く疲れが取れない、なんなら起きた時にぐったりしていると話し、疲れというのはどうやったら取れるのか先生に疑問をぶつけてみた。すると、

 

『疲れを取るというのは体の力を抜くこと』

 

との返事が来た。

 

へ??(´・ω・)

 

体に力が入っていると、筋肉がぎゅっと収縮されていて固くなってしまう、それを和らげることで体はリラックスして疲れが取れるということ。

 

だから、体の力を抜くために、湯船につかってあったまったり、(私は特に目が疲れてるから)目元にホット枕するとか、あとは深呼吸するだけでも体はほぐれるからやってみてと言われ、目から鱗だった。

 

疲れってそうゆうことなのか…力を抜くって聞くとイメージしやすい。

早速昨日は湯船につかり、夕食はお肉を食べ、気持ち早めに寝たら、今日の朝の体の疲れが抜けていること抜けていること。

昨日までガチガチだった肩や首が解放されている。

体を整えるってこうゆうことなのかと今更ながらに思う。

腰の治療はもう少しかかりそうなので、これからも週に1度お世話になります。

それにしても凄いな、整骨院

 

さて、最近また読書熱に拍車がかかっており、住んでるエリアの図書館では物足りなくなったので、勤め先エリアの図書館を開拓することに。

図書館ってその市町村に在住の他に、在勤でも貸出カードは作れるのだ。

勤め先のところの図書館は古いんだけど、3階建てで特にCDやレコードまで扱っていて、新鮮!また語学に関する本も新しいものも置いてあるし、種類が豊富でうれしい。学校が多い地区だからかな?

いわゆる小説自体はあんまりないんだけど、それでも近所の図書館とは品揃えが違うので、好きな作家さんの読んだことない本がチラホラ。早速借りてみた。

 

そして毎年作成している、自分の本棚。

その年読んだ本を手帳に記載していってるんだけど、去年は1年間でたったの13冊、それが今年は既に20冊読んでいた…!

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本の色がそのままその本の感想。

赤が最高!ランクです。

 

その中でも最近読んで気になった本をご紹介。

 

近藤史恵著・はぶらし

『10年ぶりにあった友達をどこまで助けたらいい?』

がキャッチコピー。

高校時代の友達・水絵から10年ぶりに夜に電話があり、呼び出されて深夜のファミレスに行ってみると、子供を連れた水絵が、離婚してリストラされてもう行くところがない、1週間だけ泊めてくれないかと懇願されるところから物語は始まる。

1週間と言ったけど、いろいろと重なり2週間、就職が決まるまでと伸びていき、追い出せない…

 タイトルの『はぶらし』だけど、水絵が歯ブラシを買えてないからないかしら?と聞いてきて、予備があるから渡した主人公・鈴音。ごめんね、明日新しく買うからという水絵に、いいよ別に大丈夫と返事した鈴音。

そしたら翌日、歯ブラシありがとうと昨夜鈴音が渡した歯ブラシを返してきた水絵。

え?歯ブラシ買ってないの?と聞くと、買ったから返してるんだよと言われ洗面台を見ると新しい歯ブラシが…というシーンがあって、ここから「あれ、水絵なんかおかしくね?」が始まり、もう水絵の言動がめちゃくちゃイライラするの!

そしてうまいこと鈴音の心情をついた言葉を言って居座る。えぇこれどうなっていくの?ずっと一緒に暮らすの?とハラハラしながらあっという間に読み終えてしまった…ラストは意外な結末だったんだけど、読み終わってからも『自分ならどうだろう?』とかずっと考えてしまう一冊だった。

 

もう1つは東野圭吾著・夢幻花

 

 

『黄色いアサガオだけは追ってはいけない』

江戸時代にはあったが、現在ではなくなってしまった黄色いアサガオ。それがキーとなる物語の展開。色んな登場人物がそれぞれに描かれ、全然関係なさそうだったその人々が段々繋がっていくのが、驚きと発見でもうこれまた一気読み。

 

以前に読んだことあったんだけど、もう一度読んでみたくなって手に取った一冊。

 全く内容覚えてなくて、初めて読んだような食い入り方で読み終えた。笑

 

この作品は1990年代に連載していたんだけど、単行本として出すまで10年くらい時間がかかっている。なぜなら著者の東野圭吾さんが内容に全く納得がいってなくて長い時間がかかった&その間に科学的な記述などが古くなってしまったこと、また東日本大震災があったことなどを受け、ほぼほぼ書き直してしまった作品だそう。

そう聞くと逆に連載時の話も読んでみたい…

 

作品の中に『負の遺産がある』って表現があるんだけど、それを東日本大震災の話と結び付けてて、しみじみしてしまった。主人公の少年は、原子力を大学で専攻していたんだけど、そんなさなかに東日本大震災が発生して、自分が信じて学んできた道が崩れていくような感覚に。せっかく学んできたけど、その道に進むと苦労しかしないとわかりきってて、でも今更違う分野でやっていくのかと葛藤する主人公。

主人公は黄色いアサガオを通して出会った人たちや経験を通して考え、『負の遺産』をどうするかという答えを出すんだけど、そうかこんな道もあるのかと。

 

人間なにも表だけじゃない、裏もしっかり知る必要があるね。

 

東野圭吾さんの本が好きで色々読んでいるけど、毎回思うのは、

『紛れもなくこの人は天才だな。』

ということ。もちろん天才の裏には努力など色んなものがあると思うし、ただただ天才で片付けられるのは癪にさわるかもしれないけど、やっぱり思う、この人は天才だと。

 

宇多田ヒカル様といい、世の中には天才がたくさんいるんだな。

私も天才に触れて感性を磨き、視野を広げよう。

 

さて、次はどんな本に出会えるか楽しみである。

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