目が覚めた。
今日もまた1日が始まる。
今日は仕事。さてどんな1日にしよう。
昨日はやっとお休みだったので、ひたすら寝た。
宅急便の受け取りをして寝る。
起きてドラマ見て、ご飯食べて、また寝る。
英会話レッスンして、また寝る。寝る。寝る。寝る。
そして夜に約束があったので、なんとか16時過ぎに起き、掃除機をかけ、身支度をする。
(部屋の汚さに驚いた。部屋と心って比例しているよね)
そして家を出たところで、現金を持っていないことに気付く。
あぁ~…定期外に乗り越しになるからチャージしないととATMに行こうとするも、日曜だから時間外取られるのいやだなぁと回れ右。モバイルスイカと併用できると駅員さんに確認し、電車に乗る。
とまぁこんなことをしていたら、ちょっと遅くなってしまったのだ。
約束の30分前に駅には着いて歩いていく予定が、10分前着となってしまった。
そう、昨日はかなちゃんと約束していた。
かなちゃんとはあの件以来、初めて会う。
↓↓あの件とはこちら↓↓
2つかなちゃんと会わなければいけない約束があり、1つはキャンセル出来たけど、もう1つは出来なかった、そのキャンセル出来なかった約束である。
そして状況は同じであった。
かなちゃんと、かなちゃんの知り合いと私でご飯を食べる。
まさに前回の逆パターンである。
どれだけドタキャンしてやろうか、と考えたけど、知り合いの人に失礼だなと思ったのでやってきた。
そして約束の18時の5分前にかなちゃんから連絡が着た。
「迷子?」
なんかもうこの時点で、イラっとしてしまった。
私の時にはこなかったのに、今回は5分前に確認ですか。と
(あぁ、こんなこと思ってしまうのが嫌)
構造が複雑な建物だったので、ちょっと迷ってしまい、1分ほど遅れて18時1分着。
先に入っててと言ったけど、知り合いの人が待ってようと言って待っててくれた。
「お待たせしました!」と謝り、いざ!
とても高級なお寿司屋さん。
今回はお寿司を食べに来たのである。
カウンターしかほぼないお店で、入店時私たちしかおらず…板前さんが5~6人おり、静かで…気まずかった。笑
高級なお寿司屋さんなんて行ったことないから、食べ方?を知らない。
そしたら知り合いの人が、まずは刺身で!
ということで、大将おすすめの刺身を出してくれる。
へぇ~握りじゃなく刺身で食べるんだ…とフムフム。
どれもおいしかったけど、特に薬味たっぷりの戻りガツオがおいしかったなぁ。
ほかに「つまみとしてアナゴを」と知り合いが頼む。
あぶり蒸した、あなごが塩とタレで出てくる。
ふわふわと柔らかでおいしい。でも柔らかすぎて身が崩れてるなぁ~ちょっと味が抜けてるなぁなんて思いながら食べる ←何様 笑
隣でかなちゃんが食べながら
「おいしい~!感動~!!!」
ってよく言ってた。
「感動~!」って何度も隣で言ってるのを聞くと萎えてくるのは私だけだろうか…おいしいけど…感動までしていない私。
あ、今気づいたけど、なんで私そんなに感動しなかったんだろうと。
そうだよ、気づいたよ今書いていて!
私は関西生まれ関西育ち。そして特に海産物がよく採れるところ出身なので、新鮮な魚介類を小さいころから口にしていた。
そして昨日食べたのは江戸前寿司だ。
江戸前寿司って、ネタに一工夫しているものが特徴なんだよね。
確か昔は日中暑い中、売っていたので痛むのを防ぐために酢で〆たり、漬けにしたり味をつけたりとネタに工夫する文化であると以前博物館で見たな、そういえば。↓これだ!!↓
だから握りを食べても、素材の味じゃなく、その工夫の味がするんだよね。
エビを食べても、エビより柚子の味が来たり、アナゴを食べてもアナゴの味よりタレの味。(もちろん素材の味もするけど、ちょっと弱いなと私は感じた)
関西ではにぎり寿司ならあんまりネタに仕掛けはしない。(発酵寿司などは別として)だから素材本来を楽しむ。
江戸前寿司は工夫した握りという1つの料理を楽しむ、その違いは大きいな…。
素材本来の味のお寿司を食べなれている私からすると、素材の味があんまりせず味付けの方が大きかったから、おいしいけど感動はしない、になったのかな。まぁこれは好みだろうね。
食べる度に、「手の込んだ1貫だなぁ…いろんな味がする」って思ったのはこのせいね!
醤油をつけて食べることがほとんどなかった…!
まぁそれはいいや。
で、アナゴを頼んだ知り合いに、
「アナゴ好きなんですか?」と聞くと、
「かなちゃんが好きなんだよ」と。
「そうなの~アナゴ好きなの~この前お寿司屋さん行ってその話をしていたの~」
と。
「・・・」
この知り合いってかなちゃんの何が良くて、毎回こんな高いごはんをご馳走してくれるんだろう。
と思ってしまった私、心底冷たいものが流れているな…。
いや、ごちそうして
「美味しい~!感動~!」と言って食べてくれるのがいいんだろう。
でもなんだか冷めた気分の私はそこまで言えなかった…
ずっと仲良かったけど、たった1つの出来事で、こんなにもかなちゃんへの気持ちが180度変わって、白けた目と心で見てしまう自分にかなり戸惑った。
小さいなぁわたし・・・
なんか疲れちゃった。
帰りも2人は同じ方向で、私は別だったので、じゃあとあっさり解散。
その時に、
「はい、これ!じゃあね」
と去っていったかなちゃん。
渡された紙袋は、私の誕生日プレゼントだった。
やっぱりそれも冷めた気持ちになってしまった。
(近くの川に捨ててやろうかと思った)
さすがに捨てはせず持ち帰って、ありがとう~と連絡したけど。。。
はぁ~・・・
とりあえず今の私には余裕がない。
気持ちの余裕も、時間的な余裕も…だから、ちょっと離れよう。
自分が醜くなってしまうのが嫌だ。小さいな、自分と思ってしまうのが嫌だ。
という、自分の小さい器の話でした。
はあ~マッサージでも行こうかな。
というか、まじでもうちょっと休みを取ろう。
大将おすすめの大トロのはがし。
こう見るとお肉みたいね。