金曜日、晴れになった、何しよう。
今週は2連休があったので、とても落ち着けた。
何しようか考えた結果、体力もなくヘロヘロだったので遠出はしたくないと思い、映画を観に行くことに。
最近観たい映画多くて、ウキウキである。
旅行業界から転職してから、朝が早くなった。
休みの日も目が覚めてしまい、いつもの時間+1〜2時間寝るともう体が痛くなるのでである。
この日ももれなく早起きになったので、せっかくだしと朝一番の回に行ってきた。
死刑にいたる病
阿部サダヲさん好きでね・・・
そして犯罪心理学を学んでいるものとしては気になる映画。
あらすじは、23人もの人を殺した連続殺人犯の榛村(阿部サダヲ)。死刑判決を言い渡され、拘置所にいる彼から大学生の雅也(岡田健史)の元に1通の手紙が届く。
『お久しぶりです。まぁくん。僕のこと覚えているかな。1度会いに来てくれないか』と。
榛村は中学生時代に、雅也が学校と塾の間に通っていたベーカリーショップのオーナーだった。
榛村の要件は1つ。
何人も殺している、むしろ数なんて覚えちゃいない。でそのうち9件が立件されていてその罪で死刑判決を受けている。当然だよね。受け入れてる。
でもね、9件目だけ、僕はやっていないんだ。
でも警察は信じてくれない。僕はそれが納得行かない。
だって他に犯人がいて、その人はまだ世の中に捕まらずにいるんだよ。雅也くん、この件について調べてもらえないだろうか。
そして雅也は事件について調べ出すのだが・・・
という展開。
元々、Twitterでこの映画の存在を知って、考察が追いつかんとか1度見ただけじゃわからんからもう一度見たいとか、あと、日本の映画でここまで表現していいのかってくらいグロい、ポップコーン吐きそうになったなどなどといったコメントを見て、なかなか面白そうと思い、観ることに。
観た感想。
何を考察するの?観たまんまやん?
でした。
グロいというのも私はまぁ平気でした。うわ〜とは思ったけど・・・
阿部サダヲさんと岡田くんの演技が凄くて、そこがもう・・・見どころであり、見応えがある。目や顔つきだけであんなにも色んなことを表現出来るんだなと・・・役者さんってすごいなぁと思いました。
(若き日の阿部サダヲの髪型には、やっぱり阿部サダヲだと安心しました。笑)
あと、映像の撮り方、見せ方が上手だなと思いました。感情がシンクロしてくる場面では、ガラス越しに反射している相手の顔がピタリと重なって同一化。
連続殺人犯というのはこれくらい影響力があるというのがよくわかる作品だと思います。まぁ連続じゃなくてもそうか。なんというか、これって同一化ってことなんだろうなと思いました。どうなんだろう?
あまり話しすぎるとネタバレしちゃうのでこの辺で。
原作とは少し異なるようなので、原作も読んでみようかな。
話全然変わるけど、何より一番驚いたのが映画館。
客席が3列しかない映画館、初めてでした・・・でも画面が近すぎるって感じることはなく・・・いや、腰をずらして頭を背もたれにつけて見てたからちょっと首が痛くなったってことは画面が近いのか・・・何度も体勢変えてたりしたので、そこはちょっとキツかった。でも、いつも行く映画館とは違って上映してる映画のラインナップが少しマイナーな感じで、フランス映画とかも上映してたり・・・また観に行ってみたい。
そして思いがけずお休みになった今日。
またもや映画を観に。
本当は仕事帰りに行こうと、5月に入ってから目論んでたんだけど、全く映画までの時間に上がれず・・・そうこうしてるうちに、夜の部の上映がなくなり・・・なので休みの日しか行けなかったのでちょうどよかった。
観たのは・・・
流浪の月
あらすじをざっくりいうと、女児誘拐事件の当事者2人のお話です。
当時9歳だった更紗(広瀬すず)は父親を亡くし、母親は彼氏を作って出ていったので叔母家族の元で暮らしていたが、その息子から性的被害を受けていた。
ある日、更紗が学校帰りに公園で本を読んでいると雨が降ってきた。でもそのまま読み続ける更紗に、同じく公園にいた文(松坂桃李)が話しかける。
「大丈夫?帰らないの?」
「帰りたくない」
「じゃあうちくる?」
そうやって文の家に行った更紗。そこでの生活は自分の居場所と言える場所だった。
しかし、テレビでは失踪として報道される。このままじゃ文が逮捕されると心配する更紗だが、それは困るけど帰りたくなければここにいていいという文。
ある日湖に出掛けた時、通報があり、文は幼児誘拐容疑で逮捕されてしまう。
それから15年、彼氏(横浜流星)と同棲する更紗。結婚話をされるが乗り気ではない。
ある日、バイト後の飲み会の帰りに同僚から飲み直そうと誘われる。
行き先はカフェだった。
そしてそこのオーナーがまさしく文だった。
15年ぶりに再会した二人はどうなっていくのか・・・
という展開。
ニュースだけ観ると、小さい女の子が好きな成人男性が女児を連れ去って・・・ということだけど、実際はそうではない。更紗は警察に見つかったときにかなり嫌がったが、傍から見るとそれは「犯人に洗脳されてしまってる」だとか「あまりの恐怖体験をすると逃げ出すと余計ひどい目に遭わされるからということで逃走心がなくなる」ということになってしまう。
でも更紗は文との時間に救われていたし、自由な更紗は文には刺激となっていた。
更紗の彼氏が段々束縛と暴力が酷くなっていく様はとてもリアルで・・・横浜流星、新境地だなと。
あと広瀬すずの演技ってよく考えたらあんまり見たことなかったけど、すごい女優なんだなと感心してしまった。目に強さがあるよね。素敵な人です。
松坂桃李は言わずもがな。この人はどんな人にもなってしまうね。
最近は影があったりダークな役をすることが多くなったような。
あと、上映時間が2時間半ととても長いこの作品。
正直ちょっと・・・中盤集中して観れてなかったです。個人的に中垂れした。
長い割に登場人物の細かなところまでを描けていないから少し印象が薄っぺらい&端的に話が進む&急に過去の記憶になったり現在になったり、近過去になったりと忙しかった印象が残りました。
自分の気持ちに正直に、思うことを周りを気にせず貫くことは大変だし、周りから見たら不幸に見えても、自分が幸せだとか心地が良いと思うならそれでいいんだなと思った作品でした。
でも観た映画2つともこうスカッとしたり、前向きになるというようなジャンルのものではそもそもないので、観たあとも、ボーッとしてました。笑
気分転換になるかと言われると、ならない。笑
近況ですが、突発性難聴に3月になった私。
聴力の方は無事回復して元通り、めまいだけがまだ残っている。
あまりにも頻発するので、検査したけどメニエール病ではないとのこと。
自律神経が乱れているとのことで、とてもしっくりきた。
正直私、自覚するくらいいま、心身のバランスがちぐはぐである。
今回の休みでだいぶ回復したように思う。ほんと休息って大事だなぁと。
正直いま、色んなことへのモチベーションが低いけど、人生は長い、そんなこともあるよねくらいに捉えて、手を抜けるところは抜いて過ごしていこうと思います。
あと、食事も魚中心にするといいとのことで、最近は実家から送ってもらった干物など魚中心にすることで少し気持ちがおだやかになったようにも思う。
あと野菜をたくさん食べる。
最近、仕事仕事仕事ばっかりで勉強も出来てないし、自分のことにすら構えていなかったので、少しずつ取り戻して行こうと思います。
また語学の勉強も復活させたい。
でも焦らずゆっくりと過ごしていきたいと思います。
このブログも最近全然アップ出来ていなかったので、また時間を捻出してこまめにアップしていきます!ネタも溜まってるぞー!笑