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Hello!! from Tokyo.

コロナを機に新しい業界に飛び込んだ元旅のプロ。東京一人暮らしのミドサー女子が今日も日常を綴ります。

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癒しの時間と世界

目が覚めた。

今日もまた1日が始まる。

今日は休み。さてどんな1日にしよう。

 

最近、ずっとマスクをしているしな、と理由をつけてメイクをさぼりがちだった。

そして家にいるとついダラダラしてしまう。さてどうしたものかと考えた結果、朝起きたら、きちんと身支度しようという結論を出した。

久々にフルメイクした。

なんだかメイクが下手になった気がする・・・これはいかん。

ちょうど良い機会だ、自分メイクを研究しよう。

ということで、最近You Tubeを始め動画をよく見るようになった。

そして気づいた。動物等の動画を見るととても癒されるということに・・・

 

私は、犬や猫などの大きな動物は飼ったことがない。ありとあらゆるアレルギーを持っているので、動物自体は好きなのだが、体が嫌がっている。

しかし好きなので、昔は休みの日には牧場巡りをしたり動物園に行ったり、また実家に帰ると必ず水族館へ行っていた。

(この水族館、小さい頃から訪れているので、住んでいる魚や動物たちと一緒に成長しているような気がして愛着が湧いている。皆、大きくなった。私も)

 

今はコロナの影響が大きいけど、それ以前に足が向かなくなったなぁとしみじみ。

 

 そんな私が、最近よく見る動画がこのタコのもの。

pic.twitter.com

蛸の泳ぎを見るのがこんなに気持ちいいとは思わなかった。

飛んでいるみたいである。何度も見てしまう。

 

現在、コロナの影響でどこの動物園、水族館も閉館していると思うけど、「休園中の動物園水族館」で検索、またはSNSハッシュタグ検索すると、飼育員さんが撮影した閉館中の動物の様子達を撮影した動画や写真がたくさん見れる。

自分が好きな動物だけでなく、新たに知る動物もあって、これが中々楽しいし、落ち着いたらこの動物を見に行ってみようと思えて楽しみが増える。

 

動物園と言えば、先日とてもショッキングなニュースをCNNが報じて話題となった。

ドイツ北部にあるノイミュンスターの動物園が、最終手段として園内の動物の一部を安楽死させ、別の動物のエサにすることを検討せざるを得なくなったというニュース。餓死させるよりは安楽死させ、そして他の動物が生き延びるためにエサにするとのこと。

 

ドイツでは3月15日から行っている都市封鎖のために動物園の入園料の収入がなくなってしまっている。それでも動物達は生きている。働く飼育員たちの給料もだが、動物達のエサ代が確保出来なくなり、現在は寄付に頼っているそう。

 

園長は「最悪の場合」と強調しているが、もうどの動物から行うかリストアップしているとのこと。

あんまりである。コロナの影響は人間だけではない。

でもこの動物園では700にも及ぶ数の動物を飼育しており、この状況の中どうしようもない。

ドイツは報道の通り、世界で見ても手厚い経済支援がされている。

例えば記憶新しいのが、文化メディア担当大臣のモニカさんが、文化分野のための救済策として600億ユーロ(約7.2兆円)を投じると発表したこと。他にも、時短勤務になってしまった人には減給分の最大67%を補償し、また時短勤務を適用した雇用主には社会保障費を政府が全額肩代わりする、さらに利子3%で100%政府保証で貸付を行うなど人々が都市封鎖で家にこもっていても安心出来て、さらに経済が回るようにと色々保証を打ち出している。

 

しかし、動物園がその対象に入るかはわからないのである。

現在、ドイツ/スイス/オーストリア/スペインの動物園の数園で作る業界団体はメルケル首相に対して約1億ユーロ(約116億円)の保証を求めているがどうなるかはわからない。

 

ちなみに寄付がフェイスブック経由でPaypalを使って出来るよう。

興味のある方はぜひ。5ユーロ(約600円)から出来る様子。

この方のブログに寄付の仕方をわかりやすく載せてくれているので引用。

donateforanimals.hatenablog.com

 

国が出来ることも限りがある。

ということでそれぞれ個人レベルで動けることもたくさんあるということが上記の寄付の件でもわかると思う。

 

イタリアではこんな動画が今、出回っているそう。


Roby Facchinetti - Rinascerò, Rinascerai

 

この曲はイタリアで70年代に人気だった楽曲で、この曲の売り上げ、更にこのYouTube動画を見てもらうことによって増えるPV収益金を全てベルガモ市立病院に寄贈することになっているそう。

なぜベルガモの病院かというと、ベルガモはイタリアの中でのパンデミック(感染が爆発的に増えた(ている)場所)なのである。

イタリアでまず最初に感染が広がったのがミラノがあるロンバルディア州。これはイタリアの北部に位置する。(イタリアってニーハイブーツの形しているよね。その一番上のニーハイブーツの太ももに近い部分がロンバルディア州があるところ)

政府はすぐに感染の中心にあった10の街を封じたんだけどすぐに周辺の街、都市に広がっていった。中でも深刻だったのが、ロンバルディア州で4番目に大きい街、ベルガモ

なんでここがそんなに感染の中心になってしまったのかというと色々要因はあるようだけど、大きくは、

イタリアの経済を支える工業が盛んであり、それゆえ中国との密接なビジネス関係を持っていたからといわれている。

またそうやってビジネスが栄えて、諸外国との行き来が盛んなところはナイトライフも充実している。

(日本の感染拡大の要因にもこのナイトライフ、繁華街が大きく影響しているよね)

そんなことから、ベルガモは感染が爆発に増えてしまった。

そんなベルガモの市立病院へ、この動画と曲の収益が寄付されるのだ。

ただ1曲購入するだけ、ただ1回再生して聞くだけでもそれが誰かを助けることに繋がる。

 

ちなみにこの曲名の、「Rinascero Rinascerai」の意味は、再生する、復活する、生き返る、という動詞の活用である。

なのでニュアンス的には「私は復活するよ。あなたも復活する」というところだろうか。

 

今、人のことより自分のことの方が正直心配だと思う。

でも、家にいるとお菓子食べてばっかりで不摂生極まりないので、1つお菓子を買うのを我慢して、こういったことに投じてみるのもいいかもしれない。

世界にはたくさんの人がいる。そのたくさんの人が少しだけでも、ほんのちょっとだけでも行動するとそれが大きな力になる。

それが誰かを、何かを救うことに繋がるなら、私はその大きな力に参加したい。

今や世界は繋がっている。

音楽を聞いて癒しの時間を過ごす、それが誰かを助けられるなら、そんないいことはない、そんなことを思った1日だった。