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Hello!! from Tokyo.

コロナを機に新しい業界に飛び込んだ元旅のプロ。東京一人暮らしのミドサー女子が今日も日常を綴ります。

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外出自粛の土曜日とわたし

目が覚めた。

今日もまた1日が始まる。

今日は休み。さてどんな1日にしよう。

 

東京は今日からの土日に外出自粛要請を出した。

さて街はどんな感じなんだろう・・・と見に行ってみたいけどそれだと意味がないので、じっと家で過ごす土曜日。

ニュースを見てみる。

街の様子が映される。キレイに桜が開花している上野では人はほとんどいない。

渋谷では若者が歩いているが、お店が開いてないしおとなしく帰りますと話している人もいた。

 

こんなに連日海外での様子が報道されているのに、特にイタリアが記憶に新しいけど、各市長が外出するなとの怒りの動画をあげており、それはSNS上でもとても拡散されて目にする機会も多いのに、家を出て遊びに出かけている人がいることにびっくりした。

やはりどこか他人事なのかな。

今日だけで東京都は100人以上の感染者が増えた。

お隣千葉県では、とある福祉施設で70人を超える感染者が出たとか。

どうなっていくんやろう・・・と心配してもしょうがない。

今はそれぞれが、広げない・感染しないが大事。

こまめな手洗いやマスクの着用、人ごみは避けるなど小さなことかもしれないけどやっていこうと思う。

そんな私の引きこもり1日目は、(といっても毎週末引きこもっているようなものだけど)読書をすることに。

以前購入してから中々読めていなかったこの2冊を読了。

 

1つめは遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」

わたしが棄てた女 (講談社文庫)

 

深い河を読んで感銘を受けて他の遠藤作品も読んでみたいと手に取った一作。正直最初の方は「全然読み進まない・・・なんだこりゃ」と思っていたが読み進めていくうちにスラスラ読めるようになり後半は一気に読んでしまった。一途な愛っていろんな形があると思うけど、ミッチャンもまさにそれを全身で表現した人だなと。また1つ「好き」や「愛」の形を知った気がする。

 

そして2つめは桂望実の「僕とおじさんの朝ごはん」

 

僕とおじさんの朝ごはん (中公文庫)

 

これは生死をまっすぐ見つめる少年と真摯に生きることを拒んで来た大人・おじさん(というか健一)の話。健一がケータリング業者なので食べ物がたくさん出てくる。なので生死という重いテーマだけどスラスラと読み進めることが出来た。最後にトーストを作るシーンがあるんだけど、私も卵焼き用のフライパンで焼いてみようかな。

桂先生の本は初めて読んだけど面白かったので他の本も読んでみたいな。

 

この2冊は同じタイミングで購入したんだけど、愛や生死というキーワードを見て選んだなとふと思った。私は今そこが知りたいというかそこに少し疑問を投げかけ、何かしらの答えを探しているんだろうなと自分のことながら客観的に漠然と感じた。

 

あぁ他にも本が読みたいなぁ・・・と2冊読んで尚もそう思ってしまう読書の虫になった1日であった。明日は何しよう・・・