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Hello!! from Tokyo.

コロナを機に新しい業界に飛び込んだ元旅のプロ。東京一人暮らしのミドサー女子が今日も日常を綴ります。

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可愛い私を、私が守る。

かなりご無沙汰になってしまいました…!

皆様、お元気でお過ごしですか?

 

私はというと、激務に耐える日々を送っています。

 

ちょうど1年前くらいに書いたこちらを御覧ください。

 

omr2227.hatenablog.com

 

20代の頃にオーバーワークで倒れてしまい、パニック障害と診断されたお話です。

 

これを書いた1年前も、やばいという状況に陥りかけて、窮地を脱したのですが、

 

まんまと今年もその状況になっています。

 

そして去年より状況は過酷である。

 

ただ、この経験をしてから、私はどうやったら自分を守れるのかをずっと考えてきたように思う。

私は何をしているときが楽しくて、何をしているときが苦痛なのか。

私に必要で、私に不必要なものは何か。

 

倒れてから10年、そう考えると私は学習し、パワーアップしている…(え?)

 

ということで、もう本当にすごい量の仕事を抱えています。

私は売れっ子なんだ…そう””言い聞かせ呪文””を自分にかけて(売れっ子じゃないよ)

睡眠はしっかり取る、ご飯を作るようにする、友達に会う、美味しいものを食べる、ソナタさんに会う、部屋の掃除をする、マッサージへ行く、コスメを買う、など積極的に自分を回復・守る行動を日常に取り入れて日々生きている。

 

先日、無理やり休みを取って、実家に規制しました。

家族みんな揃って、ギャーギャー甥っ子姪っ子がうるさい中過ごした3日間。

甥っ子が虫博士で(本当にすごい知識量。歩く図鑑だわ…)山へ行きたい!と毎日毎日お願いされるので(甥っ子は実家から少し離れたところに住んでいて、実家の土地勘はないため、私が出動される)まさかの3日間山へ行った。笑

 

※山と言っても裏山で、登山的なものではありません。

私の地元は海の街なんだけど、山も多い。

そして甥っ子いわく、実家付近じゃないとお目にかかれない虫が多いようで毎日お誘いがかかるのだ。(小学5年生なんだけど、土地勘がないので、1人では行かせられない。多分帰ってこれない)

 

甥っ子に「なたりーちゃん、山のこと詳しいけどなんで?」ってある日聞かれたけど、

「いや、私はここで生まれ育ってるんよ。笑」って返すと、「あ、そうやった 笑」と笑う甥っ子。

 

最終日は姪っ子と、妹の旦那さんとの不思議な4人組で出かけることに。笑

 

甥っ子の捕まえたカマキリを手に持たされ、セミを捕まえようと、崖ギリギリを攻める甥っ子の服の裾を捕まえ、ほぅ、こんな野花がここには咲いているのねとちゃっかりお花チェックをしたり。

 

子供の頃は当たり前だった、トンボやバッタ、セミに蝶に、そして広がる緑の景色と海に久しぶりに再会し、そんなみんなのことを忘れていた自分に気付いた。

 

私があくせく働いている間も、トンボは好きに飛んでいて、セミは今を生きている。

小さい頃遊んでいた頃とあんまり変わっていない光景がそこにはあった。

 

こんな自然を相手に全力で楽しんでいる甥っ子や姪っ子が心底羨ましくなった。

 

よくわからないけど、絶望に違い感情だった。

でも楽しかった。

 

暑くて暑くて暑い日だったけど、昔からそこはずっとそんな場所だったので、私にはとても快適だった。(だからか私は暑いのが平気です)

私以外の3人は汗だくで、妹の旦那さんは「なんだかとても『夏休みした!』って感じだったなぁ」と呟いていた。

 

ハリーポッターの登場人物である、ヴォルデモートは肉体が滅びても魂が滅びないように、分霊箱という形で自分の魂をいくつかに分けて、思い入れのあるものに宿していたけど、私も知らぬうちにあの日、魂をその裏山のどこかに残したような気がする。

 

東京に戻ってきてから、あの裏山ばかり思い出している。

とても辛い。

私は東京で一体何をしているのだろう。

新幹線で品川に降り立ったとき、一番最初にそう思った。

 

戻ってきた翌日、朝起きたら軽く蕁麻疹が出ていた。

そんなに嫌なのかい。

 

答えを出す日は、そう遠くないかもしれない。